印泥の取り扱い方

印泥の取り扱い方

  • へらで印泥を外側から内へ内へと良く練り上げ、団子状にしていく。
  • 印面を、印泥に軽く叩くように万遍なくつける。 4 分の1づつ、印をまわしながら付けるとうまくいきます。(印泥は朱肉と違い柔らかいため、一度で付けようとすると、付け過ぎやむらになります。)
  • ムラなく印泥がついたことを確認します。(付け過ぎは印影がつぶれてしまいます)
  • 印褥を台にして、印矩で位置を決めたら、押捺する位置の紙面を硬く滑り易いもの(爪,印の頭等々)でこすり、紙の目をつぶしておきます。
  • 所定の位置に水平又は垂直を確認しながらゆっくりと押捺する。
  • 印矩が動かないようにゆっくりととる。
  • 印影にムラがあるようであれば印矩にそってもう一度押す。(二度押しは練習が必要です)
  • 押し終わった印は、毎回必ずティシュ等で印泥を拭き取ってください。

印泥の選び方

印泥(中国製)、印朱(国産)にはさまざまな色があります。作品に合せて使い分けてください。中国製は粘りがあるので小さ目の印を使用するときは国産品(固めでべたつきが少ない)をおすすめします。印盒(容器)は印面が縁に当たって欠ける危険がありますので、大きい物を選んでください。

お手入れ

長い間使用しないと油分が浮くことがありますので時々は練り混ぜをして下さい。劣化も防げます。
冬場印泥が硬くなった時は人肌程度に暖めてみてください。それでも硬い場合は、印泥油を少量加えて良く練り混ぜ、数時間放置してからもう一度練り混ぜ、様子をみながら、少しづつ、増やして下さい。また、夏場で柔すぎるときは冷蔵庫を利用してみてください。以上の方法でも硬すぎるか柔らかすぎる場合は買い替えの時期と思われます。

※追伸
落款印の押し間違いは表具のとき修正出来る場合があります。ご相談下さい。

関連商品

オンラインショップについてのお問い合わせ

店舗カレンダー

11月

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
今日
店休日

12月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
店休日